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生命保険はどれがお得?
一人暮らしを始めたり、結婚・出産などでライフステージに変化があると、「生命保険に入った方がいいのでは?」と思う方は多いのではないでしょうか?
しかし、どの保険に入ればいいのかわからず、なんとなく親や保険会社にすすめられるがままに入るケースが多いです。
そういった方にぜひおすすめしたいのが、「都道府県民共済」です。
都道府県民共済は、営利を目的としない保険なので、掛け金がお値打ちで、保証もしっかりしています。
私が実際に入った際の掛け金や割戻金も紹介するので、保険料を節約したい方はぜひ参考にしてみてください。
都道府県民共済が最強!
都道府県民共済とは、「全国生活協同組合連合会(全国生協連)が厚生労働省に認可を受けて展開している保障制度」です。
営利目的ではないので、必要な保障を最低限の掛け金で得られるのが最大の特徴です。
低コストで病気やケガ・万が一の時の保障が受けられるので、保険を考えている人にはぜひおすすめしたいサービスです。
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共済がお得な理由
保障が手厚い
都道府県民共済の掛け金には、2000円・4000円のコースがあります。
また、それぞれ1000円追加で医療特約をプラスできます。
最もシンプルな「総合保障2型」(2000円)でも、入院日額5000円、通院1500円といった保証が受けられます。
また、日本では「高額療養費制度」があるので、健康保険に加入していれば医療費がどれだけ掛かっても、1か月の医療費は「8万7430円」で済みます。
そのため、共済で最低限の保険があればカバーできる人がほとんどです。
ただし、高額医療費制度は医療費をいったん自費で支払い、後で申請してキャッシュバックされる仕組みです。
貯金がまだあまりないという人は、保険金がしっかりもらえる保険を選ぶほうがいいかもしれません。
割戻金がキャッシュバックされる
都道府県民共済では、毎月支払う保険料が「割戻金」としてキャッシュバックされる制度があります。
2018年度の都民共済(東京都)の割戻率は「38.66%」です。
割戻金は、3月末に加入していれば次年度の8月頃に返還されるという仕組みです。
たとえば2000円コースで1年間加入していた場合、「約9278円」が戻ってくることになります。
割戻金を差し引くと、1年間の保険金は「14722円」、1か月にすると「約1226円」です。
ブライダル、スーツ、ランドセル購入などもお得になる
都道府県民共済は、保険としてかなり優秀ですが、その他のサービスも充実しています。
例えば、都民共済の場合、ブライダルサービスが充実しているので、結婚式をお得に上げたい場合は活用しましょう。
なんとレンタルドレスが1着「18000円」で借りられます。


一般的な結婚式場のドレスは1着数十万円のレンタル料が掛かるので、共済のおかげでかなり節約できました。
また、引き出物や結婚指輪なども原価で購入できるので、内祝いなどに利用するのもおすすめです。
そして、共済ではオーダースーツが「1着13800円~」作れたり、子供用のランドセルやひな人形などの購入もお得にできます。
一生を通してお世話になれるサービスが充実しているので、結婚や出産を機に加入してみてはいかがでしょうか?
都道府県民共済のデメリットは?
リーズナブルな安い価格で保障が受けられる都道府県民共済ですが、デメリットもあります。
高齢になるほど保障が減る
共済はどの年代でも掛金が同一ですが、保障内容は年齢を重ねるにつれ手薄になっていきます。
65歳以上の人が「熟年入院2型」(掛金:月2000円)に加入した場合で見ていきます。
年齢 | 入院日額支給費用 |
65~70歳 | 5000円 |
70~80歳 | 3500円 |
80~85歳 | 2000円 |
終身保障がない
都道府県民共済の加入上限は、85歳までとなっています。
一般的な保険だと、保険料を若いうちに納め切って終身で保障されるタイプも販売されているので、高齢になってから無保険になるのが不安な方には、共済はおすすめしません。
まとめ
都道府県民共済は、保障が充実しているのに掛け金が安く、ブライダルやスーツ購入などのサービスもお得に受けられます。
どの保険に入るか迷っているのであれば、ぜひ加入をおすすめします。
ただし、高齢になった時の保障は不十分というデメリットもあるので、ライフプランと合わせて検討してみてください。
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