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つらい花粉症&蓄膿症…
私は子供のころから20年以上花粉症です。
特に鼻水の症状がひどく、子供時代の2月~5月は毎年生きているのがつらいほどでした。
最近では市販薬(ストナリニ)を飲んだり、蓄膿症に悪化するほどひどい年には耳鼻科に行ったりといろいろな対策をしてきたのですが、
と検索してみたところ「レーザー治療」だと、薬を飲まずに鼻の症状を抑えられるということが分かりました。
そこで、実際に耳鼻科に行ってレーザー治療について相談した体験談を紹介します。
同じような症状の方の参考になれば幸いです。
花粉症レーザー治療とは
レーザー治療はどんな方法?
下甲介レーザー照射といい、下甲介という鼻内のひだにレーザーを照射して粘膜を焼き縮める治療です。治療により、鼻内の空間が広くなり、鼻閉が楽になります。
また、レーザーで焼いた粘膜は火傷のあとのように粘膜の状態が変化し、アレルギー反応を起こしにくくなるので、鼻汁やくしゃみも減ります。
内服薬や点鼻薬で治療しても症状がおさまらない人には特に試してみたい治療法です。
また、薬を飲むと眠くなる人や、妊娠希望で薬を飲みたくない人、忙しくてなかなか通院できないという人にも有効です。
レーザー治療の費用・おすすめの時期
健康保険適用となるため、自己負担費用は1万円前後の場合が多いようです。
また、花粉症シーズンを外した方が効果が出やすいため、5月~翌年1月くらいの時期に受けておくのがおすすめです。
私の場合、レーザー治療という方法を知ったのが2月でした。
そこで、ギリギリ間に合えば…と思って何軒かの耳鼻科に連絡してみたところ、
来シーズンの予約はGWからになります。
という回答ばかりで、完全に出遅れたことに後悔しました…
そこで、気を取り直して今シーズンは市販薬で乗り切り、GW周辺で出直すことにしました。
満を持して耳鼻科へ!
花粉症レーザーの相談・デメリット
いつものように市販薬を飲み、早く耳鼻科に行きたいなあと思いながら2・3・4月が過ぎていきました。
ついに花粉シーズンがピークを越え、GWの時期には鼻炎の症状も治まってきました。
そこで、満を持して耳鼻科に行き、レーザー治療の相談をしてみることにしました。
耳鼻科はまだまだ花粉症患者の人でいっぱいで、1時間近くは待ちました。
なぜかその日は鼻の調子がばっちりで順番が来る頃には完全に鼻が通っており、鼻炎のつらさが伝わらなかったらどうしよう…と余計な心配をしつつ、先生のところに通されました。
と、薬品を含ませたガーゼのようなものを詰め込み、
と言われたので、ガーゼを入れたまましばらくぼんやりしていました。
ガーゼの薬品は鼻の通りを良くする効果があるようで、5分経つと小型カメラの付いた器具で鼻のチェックをしてもらいました。
ひととおり見終わると
とのことで、その日のうちにレーザーを受ける気満々だった私は
と内心ドキドキでした。よくよく聞いてみると、
- レーザーは鼻の見える部分に照射するため、鼻が腫れてよく詰まるという人に適した治療法。
- レーザーが照射できない鼻内部は花粉に反応してしまうため、完全に鼻水が止まるわけではない。
- 後鼻漏(鼻水がのどに流れる症状)がある人にはおすすめしない。
- 妊娠中でも飲める薬や点鼻薬はある。
- レーザーには副作用も多く、基本的には照射しないのが身体にはよい。
ということのようでした。
との診断を受け、私のレーザー熱が急激に冷めていくのを感じました。
かかった費用は?
一連の相談・レーザー適合のチェックでかかった費用は2920円でした。
ちょっとお話して鼻にガーゼを詰め込まれただけなのに高い…と思ったのですが、これも仕方ありません。
希望すれば鼻炎薬を処方してもらうこともできましたが、市販薬で大丈夫そうだったので断り、処方箋はもらいませんでした。
同じような人がいれば、耳鼻科で相談するかどうかの参考にしていただければ嬉しいです。
花粉症レーザーは万能ではない!身体に合った治療法を
最初レーザーについてインターネットで調べている時は、
と、謎にレーザーを信仰してしまっていました。
しかし、実際にお医者さんに診断してもらうと自分の体質や状況には合っていないことが分かりました。
年齢を重ねるにつれて徐々に自分の身体のクセや特徴が分かってきたこともあり、自分の身体とはこれからも大切に付き合っていきたいと感じました。
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